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2016〜2017年 2012/12/20更新






   〜2015年 高強度次世代型パイプハウスについて(ご報告)

去る11月29日(木)に、阿波市阿波町圃場にて高強度次世代型パイプハウスの現地検討会を行い、阿波市役所、JA阿波町を始め、各農業支援センターの方々、約30名の方にご参加いただきました。
また、現地視察後には、徳島大学工学部 成行義文 教授による、今回のパイプハウスの構造解析についての講演会も行われました。
阿波市役所 会議室にて
精緻な構造解析によって、高強度ハウスの設計や、損傷予測が立てられるようになった



現地ハウスでの視察
軒高2.5m、アーチピッチ1.5mによりハウス内は広く、採光性が高い
※このハウスは「平成24年度とくしま経済飛躍ファンド実施事業」により、弊社と株式会社アグリベスト、独立行政法人徳島大学が連携して建設しました。

【背景・事業概要】

徳島県内の施設園芸産地は、中小規模の生産農家が多く、中小規模パイプハウス(従来のパイプハウス)が主要な生産基盤となっています。しかし、近年の農業資材や燃料価格の高騰、担い手不足などにより、厳しい経営環境にあります。さらに、TPP交渉参加が発表されたことにより、農産物価格のさらなる下落が想定されます。
このため、「収量を増やす」ことを目的として、一戸あたりの栽培面積の大規模化・周年栽培による生産販売量の確保を図ることが必要となります。
今回の事業では、課題であったハウス導入(増設)の際の低コスト化、耐候性(耐風・耐積雪)の向上を目的として、高強度次世代型パイプハウスを開発しました。
【ハウス概要】
・圃場 阿波市阿波町
・間口8m×40m×2連棟 (軒高2.5m)
・栽培品目 トマト
【ハウス特徴】
@ 低コスト化
アーチパイプの間隔を従来の50cmから1.5mに広げ、省骨材化を図りました。(従来の30%減)
A 高強度
省骨材化による強度不足への対策のため、ダブルアーチ化を行いました。また、ダブルアーチとモヤパイプを一体的につなぎ、奥行き方向の揺れに対する強度を高めました。
徳島大学 成行教授 による構造解析の結果、風速36m/sで無損傷でした。
従来のパイプハウスは実績と経験に基づいて設計・施工が行われており、強度に対する根拠がありませんでしたが、今回の解析には線形構造解析を用い、設計荷重に対して安全性が保障された合理的なパイプハウス構造の設計が可能となりました。
B 基礎部材の開発
@、Aを図る上で、基礎の強化・施工の簡易化が必要であり、新規基礎部材であるプレートアンカー、ポータブル引き抜き試験機を開発しました。
        
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